終電を逃した観光客や、近隣の飲食店で働くスタッフが吸い込まれていく。深夜営業小売としての機能は、都市インフラの一部として完全に定着した。夜間でも免税カウンターはフル稼働し、多言語対応スタッフがテキパキと免税パッキングをこなしていく。東京のナイトタイムエコノミーを牽引する現場がここにある。
免税袋に詰め込まれていくのは、高品質な日本製の医薬品やスナック菓子だけではない。日本限定パッケージの輸入アイテムやキャラクターコラボ雑貨が、インバウンド客の購買意欲を捉えて離さない。深夜の明るい照明の下、国籍も言語も異なる人々が同じ通路で掘り出し物を奪い合う光景は、グローバル都市・東京の縮図そのものだ。