スポーツの世界を見渡しても、世界的レベルで活躍する選手の中に末っ子、特に兄たちの背中を追って育った弟が多いことは有名な話だ。幼少期から年上の兄たちと対戦させられるため、自然と身体能力や判断力の限界値が高く設定される。
ビジネスの世界でも同様だ。従来の枠組みに収まらないユニークな発想で業界を打倒していく起業家たちに話を聞くと、「実は男兄弟の末っ子でして」という返答が驚くほど高い確率で返ってくる。兄という絶対的な先行者がいたからこそ身についた「追いつき、追い越す」ためのショートカット思考が、ビジネスモデルの構築にもそのまま反映されている。