話題性を極限まで高めるという観点において、この企業ブランディング・広報戦略は爆発的なインプレッションを獲得した。広告費に換算すれば巨額の露出効果を生み出したことは紛れもない事実である。しかし、PRの成功と引き換えに払った代償は極めて大きかった。
ミニスカ制服騒動によるブランドイメージの変化、そして大型機であるA330の導入に伴う固定費の急増と搭乗率の低迷は、スカイマークの経営圧迫に拍車をかけた。結果として同社は円安や燃料高も相まって資金繰りが悪化し、2015年に民事再生法の適用を申請する事態へと追い込まれる。A330の早期退役とともにミニスカート制服も姿を消し、過剰な話題性依存の結末として語り継がれることとなった。