Q1:立ち上がった瞬間にクラッとするだけなら、失神していなくても病院に行くべきですか?
A1:ふらつきや軽いめまいが頻繁に起こり、日常生活や仕事に支障をきたしている場合は受診をお勧めします。失神していなくても血圧が急降下している証拠であり、そのまま我慢し続けるといずれ重大な転倒事故につながる恐れがあります。まずはかかりつけの内科や循環器内科で起立時の血圧測定を受けてみてください。
Q2:失神の検査では具体的にどのようなことを行いますか?
A2:一般的には、通常の血圧測定に加えて「起立試験(臥位から立位への血圧・脈拍変化測定)」、心原性の不整脈を排除するための「安静時心電図」や「24時間ホルター心電図」、心臓のポンプ機能を調べる「心エコー検査」を行います。必要に応じて、台を傾けて誘発状態を調べる「ヘッドアップティルト試験」や頭部MRI・血液検査が追加されます。
Q3:処方されている高血圧の薬を飲んでいて失神しました。自己判断で薬を中止しても大丈夫ですか?
A3:絶対に自己判断で降圧薬を中止しないでください。急に服用を中断すると血圧が跳ね上がるリバウンド現象(反跳性高血圧)が起き、脳卒中や心筋梗塞のリスクが跳ね上がります。立ち上がった際に失神した事実と状況を記録し、速やかに処方医に連絡して用量の減量や薬の種類の変更を相談してください。