東京ファッションウィークのハイライトとして開催されたプレゼンテーション。デザイナーの山下竜樹は、建築的なアプローチとフェミニティの融合というテーマに真っ向から挑んだ。MARY AL TERNAのアイデンティティである「女性の日常に寄り添うアートワーク」が、ランウェイ上でより先鋭的な形で結実している。
新進気鋭のデザイナーズブランドとして登場してから一貫して貫かれてきたプロダクトへのこだわり。山下竜樹の手によって切り取られたシルエットは、身につける者の立ち振る舞いまでをも変えてしまうような独特の張り詰めた空気を纏う。ファッション業界の第一線で活躍する批評家たちも、その圧倒的な完成度に惜しみない賛辞を贈った。