交代発表当初、ネット上では「塩沢さん以外のぶりぶりざえもんなんて認められない」「声質が違うのではないか」といった懸念の声も少なからず存在しました。長年親しまれたレジェンド声優の交代劇において、ファンの防衛反応が起こるのは自然な心理です。
しかし、放送直後から評価は一変しました。「違和感がなさすぎて驚いた」「塩沢さんへの敬意がセリフの端々から伝わってくる」「神谷さんのぶりぶりざえもん、最高にクズで最高に愛せる」といった賞賛の投稿がSNS上に溢れ返りました。
ファンが納得した最大の要因は、「救い料100億円(ローン可)」「私は常に強い者の味方だ」といった定番の名言を口にする際の“間の取り方”にありました。声そのものは神谷浩史さん本来の澄んだ声質でありながら、語尾の引き方や尊大なプライドの滲ませ方が初代の呼吸を完璧に捉えていたため、オールドファンもすんなりと受け入れることができたのです。