GAOの名前を一躍全国区へと押し上げた最大のきっかけは、1992年4月にリリースされたセカンドシングル『サヨナラ』でした。野島伸司脚本の日本テレビ系ドラマ『素敵にダマして!』の主題歌に抜擢されると、切なさを帯びた独特のハスキーボイスと耳に残る哀愁漂うメロディが視聴者の心を瞬く間に鷲掴みにしました。
オリコンチャートでは最高位3位を記録し、登場週数は30週以上に及ぶロングヒットを達成。最終的に累計売上123万枚以上のミリオンセラーを記録し、同年の『第43回NHK紅白歌合戦』にも堂々の初出場を果たしました。当時の音楽シーンにおいて、新人シンガーがノンタイアップに近い状態からドラマ主題歌を機に社会現象級のセールスを叩き出した劇的なサクセスストーリーは、今も語り草となっています。