日本語の文法体系(学校文法)において、単語は全部で10種類の品詞に分類されます。助詞と助動詞を正確に見分けるための第一歩は、まず言葉を「自立語」と「付属語」の2大グループに仕分けることです。
単独で文節を作ることができ、それだけでハッキリとした意味を持つ単語を自立語と呼びます(名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞の8品詞)。これに対して、単独では文節を作れず、必ず自立語のあとにくっついて文法的な意味や関係を補う単語が付属語です。国語文法において、この付属語に該当するのがまさに「助詞」と「助動詞」の2種類しかありません。
つまり、文章を「文節」に区切ったとき、各文節の先頭に来るのが自立語であり、その後ろに寄り添うようにくっついているのが付属語です。この「付属語グループの2大巨頭」である助詞と助動詞をどう区別するかが、中学国語文法品詞識別および高校入試国語文法問題対策における最大の攻略テーマとなります。