ネット上の掲示板やSNSでワークマンのフィットネスウェアに関する評判を調べると、絶賛の声が多い一方で、気になる指摘もいくつか浮き彫りになります。最も多く見られるのが「化繊Tシャツの蓄積臭」と「毛玉・リブの伸び」に関するトピックです。
「ワークマンのドライTシャツは汗をかくと臭い」という噂の真相を追究すると、これはワークマン特有の欠陥ではなく、ポリエステル100%繊維が持つ「皮脂を吸着しやすい」という素材の性質に起因しています。速乾性を高めるために異型断面糸を採用している吸汗速乾ウェア全般で起きやすい現象であり、通常の弱アルカリ性洗剤ではなく、時折40度程度のぬるま湯と酸素系漂白剤でつけ置き洗いを行うことで完全に防ぐことが可能です。さらに2026年モデルでは、抗菌防臭加工や消臭糸を編み込んだ製品が拡充され、以前よりも匂い残りのリスクは低減しています。
洗濯耐久テストにおいては、週2回のジム着用と家庭用洗濯機での通常洗いを3カ月間(計25回)繰り返した実証検証を行いました。その結果、首回りのバインダーネックは目立ったヨレを起こさず、プリントの剥離も見られませんでした。ただし、マジックテープ付きのトレーニンググローブやリュックのストラップと擦れる部分には微細なピリング(毛玉)が発生しやすいため、洗濯ネットの使用が長持ちの必須条件となります。