石原さとみの衣装が社会現象となった代表作といえば、2014年放送の『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)です。彼女が演じた「サエコさん」の小悪魔的な可愛らしさは、パステルカラーのコートや透け感のあるブラウス、そして絶妙な丈感のミニスカートによって完璧に構築されていました。
作中では、ソファーに座り込む仕草やベッド上での無邪気な動きなど、男性キャラクターを翻弄するあざとい演出が多数盛り込まれました。この際、スカートの裾が持ち上がる場面が何度もありましたが、これらはすべて計算され尽くした演技指導とカメラワークによるものです。セクシーさと上品さの境界線を保つため、制作チームはミリ単位で画角を調整していました。
また、2018年の主演ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)では、華道の名門令嬢・月島もも役として、格式高い和装から一転してモダンで大胆な洋装まで披露。着崩した浴衣からのぞく素肌や、情熱的なラブシーンが大きな話題を呼びました。ここでも際立っていたのは、下品さを一切感じさせない芸術的な画面作りと徹底した衣装設計です。視聴者のドキドキ感を煽りつつも、決して不慮の露出事故を起こさないドラマ制作のプロフェッショナリズムが光る作品群でした。