加熱式タバコのパッケージには、紙巻きタバコのような「タール〇mg/ニコチン〇mg」という確定的な数値表記が義務付けられていません。これは燃焼を伴わない加熱式タバコにおいて、吸引回数や吸い込む強さ(パフ条件)によって体内に取り込まれる蒸気成分が大きく変動するためです。
JTが公表している測定データおよびISO基準に準拠した捕集試験によると、プルームテックのたばこカプセル1個(約50パフ分)に含まれるニコチン含有量は約1.1mg〜1.5mg前後となっています。これを1回の吸引(1パフ)に分解すると、体内へ供給されるニコチン量は1パフあたり約0.02mg〜0.03mgです。
一般的な紙巻きタバコ(1本あたり10〜12パフで吸い終える設計)と比較して紙巻きタバコ換算ミリ数を算出すると、プルームテックを10〜12パフ吸引した際のニコチン摂取量はおよそ0.2mg〜0.3mg程度に留まります。市販の紙巻きタバコでいえば、いわゆる「1ミリタバコ(ニコチン0.1mg)」から「3ミリタバコ(ニコチン0.3mg)」の領域に位置する超ウルトラライト設計です。
また、気になるプルームテック タール量についてですが、紙巻きタバコのような葉の燃焼(熱分解)が発生しないため、厳密な意味での燃焼タール(煙に含まれる粒子状有害物質の総称)は実質ゼロと評価されています。蒸気内に含まれるのは主にグリセリン、プロピレングリコール、水分、そして微量の香料とニコチンのみです。