お米の黒い粒は食べられる?カメムシ斑点米と危険なカビの見分け方

お米の黒い粒は食べられる?カメムシ斑点米と危険なカビの見分け方

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お米を研ぐ際に見つかる黒い粒の正体は一体何なのでしょうか。カビや害虫、健康被害のリスクがあるのか気になるところですが、お米の黒い粒の正体と対処法を科学的に紐解くと、混入しているものの9割以上は「斑点米(はんてんまい)」と呼ばれる着色粒です。

斑点米とは、稲の生育期にカメムシなどの小さな害虫が籾(もみ)の隙間から米粒の養分を吸汁したことで、その傷口から菌が入ったり酸化したりして黒や茶褐色の斑点が残ってしまったお米を指します。外見こそ一部が黒ずんでいますが、害虫そのものが米の中に残っているわけではなく、毒素を生成しているわけでもありません。そのため、お米の黒い粒は食べられるのかという疑問に対して、斑点米であれば「食べても人体に一切の害はない」というのが農学および食品衛生学上の揺るぎない結論です。

ただし、すべてを斑点米と決めつけるのは早計です。保管環境の湿気によって発生した「黒カビ」、あるいは精米後の保管中に侵入したチャタテムシやコクゾウムシなどの排泄物(フン)であるケースもごく稀に存在します。日常的に不安なく白米を味わうためには、無害な変色米と危険な異物の境界線を正しく把握しておく必要があります。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。