日本の年パスの行く末を占うヒントは、世界のパークにあります。海外ディズニー年パス状況に目を向けると、米国のカリフォルニアやフロリダ、パリなどの各リゾートでも一度は年パスの販売が停止されたものの、その後ルールを刷新して再開された経緯があります。
例えば、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートでは「マジック・キー(Magic Key)」と呼ばれる新システムへ刷新されました。このパスは、年間を通じていつでも自由に入れるわけではなく、全グレードで事前予約が必須となっており、さらに安価なグレードには多数の「除外日(ブロックアウト・デート)」が設定されています。加えて、価格も大幅に引き上げられました。
この仕組みを東京に当てはめた場合、もし日本で新パスが登場するならば、以下のような制約付きの高額プログラムになる公算が高いと分析されています。
- 完全事前予約制(1回に保持できる予約枠に上限を設定)
- 土日祝日や連休、ハロウィーン・クリスマスなどの繁忙期を除外
- 新エリア(ファンタジースプリングス年パス等)の入場には別途スタンバイパスや課金が必要
- 価格帯は旧設定を大きく上回る高価格設定
かつてのディズニー年間パスポート値段は、2パーク共通で約9万円台(単体パークで約6万円台)でしたが、仮に日本で新パスが再導入された場合、インフレや付加価値を考慮すると15万円〜20万円超のプレミアム商品になるという試算も現実味を帯びています。