Q1:ピンク色のバッタを見つけたら、博物館や大学に連絡・報告すべきですか?
A1:クビキリギスのピンク色変異は珍しいものの毎年全国で一定数の報告があるため、必ずしも公的機関への通報義務はありません。ただし、ショウリョウバッタの完全変異個体や、お住まいの地域の地域生物調査を行っている地方博物館・昆虫館であれば、写真付きの発見情報が貴重な生息記録データとして喜ばれるケースがあります。
Q2:触ったり捕まえたりしても毒や危険性はありませんか?
A2:ピンク色のバッタに毒性や感染症などの害は一切ありません。ただし、クビキリギスは顎の力が非常に強く、不用意に指を近づけると強く噛みつかれて出血することがあります。捕獲する際は翅や胸部の側面をやさしく持つか、透明なカップを上から被せるようにして安全に確保してください。
Q3:なぜペットショップなどでピンク色のバッタは売られていないのですか?
A3:エリスリズムは遺伝的に固定化することが難しく、繁殖・累代飼育を行うコストが極めて高いためです。また、生き餌としての需要や長期的な商業採算が合わないため、流通市場に乗ることは基本的にありません。野生下での一期一会の出会いこそが最大の価値です。
Q4:成虫のピンク色のバッタは冬を越せますか?
A4:種類によります。ショウリョウバッタは秋に産卵して卵で越冬するため成虫は冬を越せませんが、クビキリギスは成虫のまま草の根元や枯葉の下で越冬する生態を持っています。適切な温度管理(冷暗所で乾燥を防ぐ)を行えば、飼育下で春を迎えることも可能です。