基地内のショッピング施設を語る上で混同されやすいのが「コミッサリー(Commissary)」と「PX(Post Exchange / 海兵隊ではMCX: Marine Corps Exchange)」の機能差です。両者は運営母体、取扱品目、価格構造において明確に分離されています。
コミッサリーは純粋な食品スーパーマーケットであり、非営利の原則に基づいて仕入れ原価に5%のサーチャージ(店舗維持管理手数料)のみを上乗せして販売しています。日本の消費税は一切課税されません。一方のPX/MCXは、衣料品、家電、化粧品、日用品、ブランド品、酒類などを扱う総合百貨店(デパート)の形態をとっており、こちらは陸海空軍および海兵隊のエクスチェンジサービスが運営しています。
会計時の通貨はキャンプフォスターコミッサリー免税ドル決済が基本です。プライスタグはすべて米ドル(USD)表示であり、日本のクレジットカードを使用する場合は、各カード会社が設定する為替レートおよび海外事務手数料が適用されます。円安傾向が続く近年の為替市場においては、免税の恩恵があっても円換算では割高になるケースがあるため、換算レートへの意識が欠かせません。