東京ディズニーシーの公式サイトにおけるアトラクション休止情報において、マーメイドラグーンシアターは一貫して「休止中」のリストに名を連ねています。公式発表資料や決算説明会等のIR情報においても、同施設を恒久的に閉鎖するという告知は一度もなされていません。
休止期間中、施設内部は完全な封鎖状態が続いていたわけではありません。感染症対策が講じられていた時期には、アリエルをはじめとするディズニーキャラクターとの距離を保ったソーシャルディスタンス型グリーティングの会場として一時的に活用されたほか、夏季や混雑期の避暑・一時休憩所、さらにはスタンバイパス関連の案内所として扉が開かれた実績があります。
しかし、本来の目的であるミュージカルショーの上演は一切行われていません。2024年の大規模拡張プロジェクト「ファンタジースプリングス」開業を経て、パーク全体のオペレーションが新たなフェーズに入った現在も、シアター入口の重厚な扉の前には休止を告げる案内板が静かに佇んでいます。