【千と千尋の神隠し】おしら様の正体とは?エレベーターで千尋を助けた真相

【千と千尋の神隠し】おしら様の正体とは?エレベーターで千尋を助けた真相

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おしら様に対するファンの反応は、SNSやコミュニティサイトにおいて実にユニークな二面性を見せています。大根のようなもちもちとした質感、歩くたびに揺れる巨体、エレベーター内でのさりげない優しさから「ジブリ屈指の癒やしキャラ」「一番かわいい神様」と絶大な人気を博しています。

スタジオジブリの公式グッズショップ「どんぐり共和国」やジブリパークでも、おしら様のぬいぐるみ、マスコットキーホルダー、ソフビ指人形はロングセラーを記録。ファンからは「あの包容力のあるフォルムに抱きつきたい」「デスクに置くだけで守られている安心感がある」といった声が絶えません。

一方で、「初見時は不気味で怖かった」という声も根強く存在します。表情が一切変化しないつぶらな目と無機質な口元、巨大な体躯が威圧感を与えることや、元ネタであるオシラサマ伝承の「馬娘婚姻譚(娘と愛馬の悲恋と皮を剥がれる残酷な死)」を知った読者がホラー的な畏怖を抱くケースが多いためです。

なお、おしら様の声を担当したのは演劇ユニット「TEAM NACS」の安田顕です。セリフらしい言葉はないものの、息遣いや唸り声、足音に合わせた独特の吐息など、神仏としての重厚感とどこか愛嬌のあるニュアンスを見事に演じ分けました。安田顕の怪演があったからこそ、ただの無機質な精霊ではなく、血の通った神様としてのリアリティが吹き込まれたと言えます。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。