イーゼルに向かう画家の枠組みすら、今の彼は軽々と飛び越えていく。クリエイターとしてのアートディレクターとしての活躍も目覚ましい。
都市部の大型複合施設におけるブランディング空間のプロデュースや、ハイファッションブランドとのクリエイティブコラボレーション。さらにはデジタルテクノロジーと融合した空間体験のデザインまで、その手腕は多彩だ。「空間そのものを、人が踏み込める立体的な一枚の絵画として構築する」。彼が手掛ける空間デザインは、そこに立つ人間の感情をドラマチックに揺さぶる。かつて画面越しに視聴者の感情を揺さぶった直感的なセンスが、空間プロデュースという巨大なキャンバスの上で存分に開花している。