タイム短縮や競技レベルの泳ぎを目指す上で欠かせないのが、スタートおよびターン直後にのみ許されている水中動作の攻略です。平泳ぎの一掻き一蹴りのルール解説を正しく把握しておくことは、失格を防ぎつつタイムを劇的に削る必須条件となります。
現行ルールでは、壁を蹴って潜水した状態から「完全に水中で腕を太ももまで引き切る大きな掻き(プルダウン)」と「力強い平泳ぎキック1回」が認められています。さらに、最初の平泳ぎキックを行う前、あるいはプルダウンの動作中であれば、1回に限り単一のバタフライキック(ドルフィンキック)を打つことが合法とされています。
2026年最新の平泳ぎ指導法とコツにおいて重要視されているのは、このドルフィンキックを入れるタイミングです。壁を蹴り出して最もスピードが乗っている瞬間に打つのではなく、初速がわずかに落ち始めたタイミングで体幹のうねりを使いながら鋭く打ち込むことで、水中での推進力を極大化させます。
さらに、水泳平泳ぎのスピードアップ秘訣は、水面に出た後の「ストロークテンポの適正化」と「フラット姿勢の維持」にあります。上下の波打ち動作を過剰に大きくする古いスタイルから、前方への低く鋭い体重移動を重視する現代の泳法へシフトすることが、現代のスピード水泳における勝敗の分かれ目です。