このお別れの会を巡っては、現在でもネット上でいくつかの決定的な誤認が語り継がれています。取材記録に照らし合わせて、それらのファクトチェックを行います。
誤解1:「退所組は全員排除されていた」という言説
一部のネット掲示板では「辞めたタレントは参列を拒否された」という言説がまことしやかに囁かれましたが、これは明白な誤りです。前述の通り、郷ひろみ、薬丸裕英、布川敏和、大沢樹生、川﨑麻世など、かつて事務所の中核を担った元所属タレントたちが堂々と正面から参列しています。案内状は過去に功績のあった主要OBにも広く送付されており、出欠は個々の事務所の判断やタレント自身の意向に委ねられていました。
誤解2:「家族葬とお別れの会は同じメンバーで行われた」という混同
2019年7月12日に渋谷の稽古場で行われた「家族葬」と、9月4日の「お別れの会」は性質が根本から異なります。家族葬の参列者は、ジャニーさん 家族葬 参列者として発表された当時の現役所属タレントおよび育成中のジュニア約150名のみでした。この場にはOBや外部の関係者は一切招かれず、タレントたちが交代で棺を担ぎ、国分太一と井ノ原快彦が司会を務めるという、完全にクローズドな「内部の血縁的儀式」として完結していました。
誤解3:「元SMAPの5人がドーム裏で密会した」という都市伝説
一部の週刊誌やゴシップ系まとめサイトで「中居、木村、新しい地図の3人が控室で極秘裏に再会した」という美談が拡散されましたが、完全な虚構です。そもそも新しい地図の3名は東京ドームの敷地内に一切足を踏み入れておらず、中居と木村も前述の通り、儀式中は明確なディスタンスを保っていました。