パソコンやスマートフォンの長時間使用によるストレートネック(スマホ首)は、首の後ろから後頭部、あごの筋肉に持続的な負荷をかけ続けます。この姿勢不良に精神的なストレスが重なると、自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になり、無意識のうちに強い力で歯を噛み締めたり、就寝中に歯ぎしりをしたりする「ブラキシズム」を引き起こします。
噛みしめ癖(TCH:歯列接触癖)が定着すると、常に側頭筋や咬筋が緊張し、顎関節症を発症するリスクも跳ね上がります。口を開けるときにカクカクと音が鳴る、口が大きく開かないといった違和感がある場合は、顎関節の負荷が肩こりと歯痛を同時に生み出している悪循環のサインです。
改善のためには、日頃から「上下の歯を離す」意識を持ち、作業の合間に肩をすくめてストンと落とすストレッチを取り入れることが効果を発揮します。