約150名もの所属者が集まる一方で、ネット上では「姿が見当たらないメンバーがいる」「確執によるボイコットではないか」といった様々な憶測が飛び交いました。しかし、その実態を検証すると、不在の理由は極めて合理的かつプロフェッショナルなものでした。
代表的な例が、当時NEWSの増田貴久氏です。増田氏は家族葬の当日、主演舞台の地方公演のため現地に滞在しており、物理的に稽古場へ駆けつけることが不可能な過密スケジュールの中にありました。また、関ジャニ∞(当時)の錦戸亮氏も別件の撮影スケジュールとの兼ね合いで集合写真のタイミングには不在でした。SNS上では「なぜまっすーがいないのか」と一時騒然となりましたが、ファンや関係者からはすぐに「仕事に穴をあけて葬式に来るようなことをしたら、それこそジャニーさんに激怒される」「持ち場を守ることこそが最大の追悼」という冷静な受け止めが広がりました。
また、日本中が注目したのが元SMAPメンバーたちの動向です。解散以降、複雑な関係性が取り沙汰されていたメンバーたちでしたが、ジャニー氏への弔意においては足並みが揃っていました。
当時まだ事務所に残留していた木村拓哉氏は家族葬に参列し、無言の別れを告げました。同じく当時残留していた中居正広氏は、過度なメディアの過熱や自身の立場を考慮し、集合写真には写らなかったものの、通夜の場に静かに駆けつけ、恩師との対面を果たしていたことが関係者の証言で明らかになっています。
一方、すでに事務所を退所して「新しい地図」として活動していた稲垣吾郎氏、草彅剛氏、香取慎吾氏の3名は、家族葬への参列こそ叶わなかったものの、逝去直後に連名で心のこもった追悼コメントを発表。「ジャニーさん、ありがとうございました。僕たちに教えてくれたエンターテインメントの精神は永遠です」と感謝を捧げ、事務所の枠組みを超えた深い絆を示しました。