近年、歴史の証言を直接確認する動きが急速に広がっている。日本放送協会が誇る名作『NHKスペシャル 日本の米』や過去の貴重な記録映像がNHKプラスで見逃し配信され、Amazon Prime Videoなどの配信プラットフォームでも政治史を扱ったコンテンツが数多く並ぶようになった。
活字媒体でも『経済ノンフィクション』や重厚な『政治史ドキュメンタリー』が再評価を受けており、切り取られたフレーズの裏にある構造改革の苦渋を追体験する人が増えている。一次史料へのアクセスが容易になったことで、かつて新聞が作り上げた「暴言政治家」のイメージは着実に相対化されつつある。