建築家でありパートナーのビアンカ・センソリとの姿も、都内各所でキャッチされている。ミニマルかつアヴァンギャルドな彼女のスタイリングは、渋谷の雑踏や代官山の路地裏ですら一瞬にして異次元のランウェイへと変貌させた。過激とも評されるそのファッションは、ソーシャルメディア上で瞬く間にバイラル化し、街行く人々の視線を釘付けにしている。
二人が選ぶロケーションは、観光名所ではなく、知る人ぞ知るヴィンテージショップやミニマリズム建築が際立つ隠れ家ばかりだ。プライベートな時間を過ごしながらも、周囲の空間そのものを実験的なアートピースへと昇華させていく。その異様な存在感は、東京という都市の混沌としたエネルギーと奇妙な調和を見せている。