10代半ばから始まった2人の関係は、単なる若気の至りや一時的な情熱にとどまりませんでした。交際期間が長期化するにつれ、2人は芸能人特有のプレッシャーに加え、健康面での深刻な試練に直面することになります。
2011年8月、松浦亜弥さんは所属事務所を通じて、4年前の2007年頃から「子宮内膜症」の診断を受けていたことを公表しました。激しい腹痛や体調不良を伴う疾患であり、ステージ上で完璧なパフォーマンスを求められる女性アイドルにとって、その肉体的・精神的負担は想像を絶するものでした。松浦さんは体調を最優先に考慮し、コンサートツアーやレギュラー番組の出演を徐々にセーブし、無期限の芸能活動休止へとシフトしていきます。
この過酷な闘病期において、松浦さんの心身を最も近くで支え続けたのが橘慶太さんでした。橘さんは自身の音楽活動が多忙を極める傍ら、生活面でのサポートはもちろん、将来に対する不安を抱える松浦さんを一貫して支え続けました。当時のインタビューや後日の関係者取材でも、松浦さんが橘さんに対して全幅の信頼を寄せていた様子が語られています。
病気というパーソナルかつデリケートな問題を共有し、社会的な成功や人気の浮沈とは無関係に相手そのものを受け入れ続けた日々こそが、12年という交際期間を「消費されない純愛」へと昇華させた最大の要因でした。