ロードサービスの現場で長年レスキュー活動を続ける日本自動車連盟(JAF)の公開データによると、キー関連の出動要請はバッテリー上がりやタイヤのパンクに並ぶ上位のトラブルとなっている。特に「電池を入れたばかりなのに半年で切れた」という症例が後を絶たない。
ここに自動車トラブルシューティングの大きな盲点が潜んでいる。スマートキーは常に車両からの電波を探知するため、微弱な電波を発し続けている。そのため、家庭内でテレビ、パソコン、電子レンジ、あるいはスマートフォンなどの電化製品の近く(2メートル以内)にキーを放置していると、常に電波の受信状態が続いて電池を激しく消耗してしまうのだ。
保管場所としては、電化製品から2メートル以上離すか、電波を遮断する金属製の缶やリレーアタック防止ポーチの中に収納することが推奨されている。保管方法一つで電池寿命は通常2年程度のところ、1年未満に縮まることもあるため注意が必要だ。