ふくさを選ぶ際、最も注意すべきなのが「色」の選択だ。結婚式などの慶事には、赤、ピンク、エンジ、ゴールドといった暖色系や明るいトーンが適している。逆に、黒や紺、グレーといった暗い寒色系は弔事用であり、結婚式で使うとマナー違反となるため絶対避けたい。
「慶事用と弔事用をいちいち買い揃えるのが大変」という人に昔から圧倒的な支持を得ているのが、紫色のふくさだ。冠婚葬祭マナー講師も推奨するように、濃い紫色は古代から高貴な色とされ、唯一「慶弔両用」として使える万能な色。一枚持っておくだけで、急な祝賀会からお悔やみの場まで幅広く対応できる。色選びで迷ったら、まずは落ち着いた紫を手に入れるのが間違いのない選択と言えるだろう。