彼のお笑い表現や独特の絵画センスの根底には、若い頃から深く傾倒していたパンクロックやサブカルチャー文化が存在する。高校時代からバンド活動に没頭し、ベースやギターを自在に操っていた彼は、音楽の持つ破壊衝動や自由なスピリットを全身で吸収していた。
自作のコント小道具や、唯一無二のタッチで描かれる絵画。それらは決して単なるウケ狙いではなく、彼の中に脈々と流れる強い美学に基づいている。のちに世界を驚かせる個展「超くっきーランド」などで花開くアートセンスは、20代の多感な時期に培われたサブカルチャーへの愛着と、あくなき表現への衝動が生み出した成果と言える。