マクドナルドにおけるエッグチーズバーガーの最新動向を語る上で避けて通れないのが、価格改定の歴史です。2015年10月に「おてごろマック」の第1弾として登場した当時の単品価格は税込200円でした。ワンコイン(500円)でサイドメニューとドリンクが付く「おてごろセット」は、学生からビジネスパーソンまで幅広い層の心を掴み、大ヒットを記録しました。
その後、原材料費の高騰やエネルギーコスト、物流費の上昇に伴い、マクドナルドは段階的な価格見直しを実施してきました。エグチの値段も220円、240円、260円と改定を重ね、2026年現在では店頭通常価格で単品280円前後(都心店や特殊立地店では別設定)、バリューセットで580円前後となっています。
発売当初の200円時代を知る消費者からは「以前ほどの割安感は薄れた」という声も聞かれます。しかし、標準的なハンバーガーが190円前後、チーズバーガーが220円前後まで引き上げられている現行のメニュー構造を踏まえると、ぷるぷるのスチームエッグとチェダーチーズ、100%ビーフパティが一度に味わえるエグチのセットメニューは、依然として500円台で満腹感を得られる稀有な存在です。