プロ野球界のマスコットにおいて、30年以上にわたり同一のアクターが務めるケースは極めて異例です。そのため、ファンの間では定期的に「中の人が交代したのではないか」「歴代で何人かいるのではないか」という議論が巻き起こります。
しかし、現場を長年取材するメディア関係者や熱心なファンの観察眼によれば、デビュー年の1994年から現在に至るまで、基本的な担当者は交代していないというのが定説です。フリップを書く際の独特の筆跡、首をかしげる微細な仕草、他球団マスコットとのあうんの呼吸は、代役では再現できない属人的な職人技だからです。
一方で、過去には検索サジェストを騒がせるほどの悪質な噂も浮上しました。その最たるものが「つば九郎の中の人 死亡説」です。
このデマの発生源を辿ると、過去に別の着ぐるみアクターや球団関係者が逝去したニュースがネット掲示板やSNSで誤認・拡散されたこと、あるいは熱中症対策でつば九郎の出番が一時的に制限された時期の憶測が尾ひれをつけて広がったことが判明しています。もちろんこれは完全な虚偽であり、現場で元気に活動を続けている事実がデマを完全に打ち消しています。