かつてテキストサイト全盛期から2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のAA(アスキーアート)として親しまれていた「温かい目」は、SNS時代においてさらにその需要を拡大させました。
現代のX(旧Twitter)などでは、以下のような文脈で画像が添付されるのが通例となっています。
- 愚行を繰り返す友人や知人を遠巻きに見物する時(「もう何も言わないから好きにすればいいよ」という意思表示)
- 無理難題を押し通そうとするクライアントや上司の作業を見つめる時
- ソシャゲのガチャで無謀な大爆死をしているユーザーへの生温かい視線
言葉で「呆れた」「勝手にしろ」と返信すると角が立ちますが、この「温かい目」の画像を1枚添えるだけで、強烈なアイロニーを含みつつユーモアとして着地させられるという利便性があります。原作の意図した「突き放した見守り」が、現代人のコミュニケーションツールとして見事に機能している好例です。