洗濯バサミの並び順を変えるだけで乾燥効率が跳ね上がるテクニックが「アーチ干し」です。角ハンガーの外側にバスタオルやジーンズなど長くて厚みのある衣類を配置し、中央に向かうにつれて靴下や下着など短くて薄手のアイテムを吊るします。アーチ状の空間をあえて中央に作ることで、空気の上昇気流(チムニー効果)が自然発生し、洗濯物同士の隙間を風が通り抜けやすくなります。
実験データでも、無秩序に干した場合に比べてアーチ干しの効果により乾燥時間が約30%〜40%短縮することが確認されています。さらに、厚手のパーカーはフード部分を逆さにしてバンザイ干しにする、長袖シャツは袖を別のハンガーに掛けて広げるなど、「布と布が重なる面積を極限まで減らす」工夫が雨の日の部屋干し時短テクとして抜群の威力を発揮します。
また、干す前の段階である脱水時間の見直しも欠かせません。通常の脱水工程に加えてもう一度脱水(3〜5分追加)をかける、あるいは脱水前に乾いたバスタオルを1枚放り込んで一緒に回すだけで、衣類の初期水分量が劇的に減少します。衣類が含む水分を事前に極限まで絞り出すことが、乾燥工程全体の時短に直結します。