ナンバープレート赤枠の正体は?赤い斜線との違いと驚きの取得条件を解明

ナンバープレート赤枠の正体は?赤い斜線との違いと驚きの取得条件を解明

ナンバープレート赤枠の正体は?赤い斜線との違いと驚きの取得条件を解明についての真相をご紹介します。

一般的に公道を走行する自動車には、道路運送車両法第19条に基づき、有効な自動車登録番号標(いわゆる通常のナンバープレート)を表示し、かつ有効な自動車検査証(車検)を備え付けることが義務付けられています。この大原則に対する法律上の明確な例外規定として運用されているのが、外枠に赤い縁取りが施された回送運行許可番号標です。

道路運送車両法第36条の2に規定されるこの制度は、自動車の製造、販売、陸送、特定整備(車検・修理)などを生業とする事業者が、業務上どうしても発生する「車検の切れた車両」や「登録前の新車・中古車」を移動させるために設けられた特別な法的枠組みを指します。

現場の流通実務において、オークション会場から仕入れた未登録車両を自社店舗へ運ぶ際や、整備工場から陸運局へ継続検査を受けに車両を持ち込む際、1台ごとに一時的な登録手続きを行っていては莫大な時間とコストが発生します。そこで、国が認めた適格な事業者に限り、「このプレートを付け替えれば、未登録車や車検切れ車両であっても公道走行を認める」という包括的な特例を与えているのが赤枠ナンバーの本来の意味です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。