手越祐也が芸能界で激震を走らせた最大のトリガーは、2020年春のコロナ禍における外出報道だった。日本全国に緊急事態宣言が発令され、誰もがステイホームを余儀なくされていた最中、週刊誌によって相次いで報じられた女性たちとの密会や酒席の存在。これが世間の強い逆風を呼び込んだ。
当時の所属先であった旧ジャニーズ事務所は、医療従事者支援などを掲げる慈善プロジェクトを進めていた時期でもあり、規律を乱したとされる彼の行動を重く受け止めた。活動自粛処分が言い渡されたものの、事態はそれで収束しなかった。処分に対する意見の食い違いや、以前から芽生えていたソロとしての挑戦心が複雑に絡み合い、結果として双方合意のもとでの契約解除、つまり事務所退所という電撃的な結末を迎えたのだ。