2019年1月の初代発売時、コンビニのチルド麺コーナーに「ニンニクがガッツリ効いた極太豚骨醤油」が登場したことは流通業界に激震を走らせました。それから数年の歳月を経て、富田治氏とセブン-イレブンの開発チームは妥協なきアップデートを敢行。2026年現在店頭に並ぶ最新モデルは、初期型とはもはや別次元の完成度へと到達しています。
最大のリニューアルポイントは、商品名にも冠されている「デカ豚」の圧倒的な存在感と肉質の改良です。過去のバージョンでは、やや薄手でパサつきが目立つこともあったチャーシューですが、最新仕様では厚みが大幅にアップ。赤身と脂身のバランスが取れた豚バラ肉を特製ダレでじっくり煮込み、レンジ加熱後も箸で持ち上げるとホロリと崩れる極上のジューシーさを実現しています。コンビニのチルド惣菜でこれほどの肉塊を安定供給できる生産ラインの構築は、業界関係者の間でも驚きをもって迎えられました。
さらに見逃せないのが、小麦の香りを強化した「極太ワシワシ麺」のコシと歯ごたえです。アスペクト比を工夫した平打ちの太麺には、厳選された小麦粉を独自ブレンド。加熱してもダレることなく、噛み締めた瞬間に小麦本来の甘みと力強い弾力が口いっぱいに広がります。スープには豚骨の深いコクをベースにしつつ、刻みニンニクとアブラ(背脂)の粒子が緻密に計算されて配合されており、すするごとに野生味あふれる旨味が押し寄せる設計となっています。