灯油の匂い消し決定版!水洗いNgの理由と身近な調味料で消す裏ワザ

灯油の匂い消し決定版!水洗いNgの理由と身近な調味料で消す裏ワザ

灯油の匂い消し決定版!水洗いNgの理由と身近な調味料で消す裏ワザにまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

衣服に灯油がついた際、多くの人が犯してしまう最も危険なミスが「とりあえず洗濯機で洗い、手っ取り早く乾燥機で乾かそうとする」ことです。これは消臭の失敗にとどまらず、生命と財産を脅かす火災リスクに直結します。

東京消防庁をはじめとする各行政機関の防災データでも繰り返し警告されている通り、油分が付着した衣類を家庭用乾燥機やコインランドリーのタンブラー乾燥機にかける行為は厳禁です。灯油は引火点が約40℃以上と比較的高温ですが、乾燥機の内部で温風を受けながら激しく撹拌されると、油分が酸化発熱を起こし、繊維の奥で熱が蓄積されて自然発火する事故が全国で多発しています。さらに、灯油を含んだ服をそのまま他の洗濯物と一緒に洗うと、洗濯槽の水全体に油膜が広がり、家族の衣服全員分に灯油の臭いが移ってしまう「二次災害」を引き起こします。

衣服についた灯油の匂い消しと洗濯を安全に行うには、以下の隔離ステップを踏まなければなりません。

まず、灯油が付着した箇所に直接食器用中性洗剤(濃縮タイプ)の原液を原液のまま塗り込み、指の腹で揉み込んで油分を分解します。次に、40〜50℃程度のぬるま湯を張ったバケツに大さじ2〜3杯の重曹を溶かし、予洗いした衣類を2〜4時間程度つけ置きします。アルカリ性の重曹水が遊離した脂肪酸や有機臭気分子を中和し、悪臭を抑え込みます。

その後、バケツの水で軽くすすいでから単独で洗濯機に入れ、通常の衣料用洗剤に酸素系漂白剤を併用して標準コースで洗浄します。洗濯が終わったら、絶対に機械乾燥は使わず、風通しの良い屋外の日陰で1〜2日間しっかり陰干しを行ってください。日光の紫外線と自然風に当てることで、残存していた微細な炭化水素が安全に揮発し、繊維から完全に灯油の臭いが抜けていきます。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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