長谷工マンションはやばい?安さの秘密と防音・資産価値の真実

長谷工マンションはやばい?安さの秘密と防音・資産価値の真実

長谷工マンションはやばい?安さの秘密と防音・資産価値の真実に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

長谷工の物件が大手他社と比較して手頃な価格帯に収まりやすいのはなぜでしょうか。そこには、不動産業界において長谷工のみが確立した特異なビジネスモデルが存在します。長谷工マンションの安い理由は、現場の労務費や建材を削る単純なダンピングではなく、サプライチェーン全体の合理化にあります。

一般的なマンション開発では、不動産デベロッパーが土地を購入し、設計事務所に図面を引かせ、ゼネコン数社による相見積もり(入札)を経て施工業者を決定します。これに対し、長谷工は「特命受注方式(持ち込み方式)」を主軸としています。長谷工自らが全国の工場跡地や遊休地などの広大な土地情報を仕入れ、そこにどのようなマンションが何戸建てられるかという事業企画を策定した上で、「この土地と建物の企画をセットで買いませんか」と三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、野村不動産といった大手デベロッパーへ提案するのです。

デベロッパー側は土地仕入れのリスクと設計の手間を大幅に軽減できるため、長谷工に特命で施工を発注します。競合入札のコストや期間を丸ごと排除できるこの仕組みこそが、長谷工コーポレーションの施工実績が累計70万戸超という前人未到の数字に達した原動力です。さらに、壁や梁などのコンクリート部材を自社グループ工場であらかじめ製造して現場で組み立てる「プレキャスト工法」を徹底し、天候に左右されず工期を大幅に短縮。資材もグループ全体で一括大量購入するため、競合他社が到底追いつけないスケールメリットによるコストダウンが実現されています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。