『100日の郎君様』の第1話から第2話にかけて、視聴者を一気に物語の世界へ引きずり込んだ最大の要因は、主人公ふたりの幼少期を演じた天才子役たちの熱演にありました。
幼いユルを演じたのは、映画『神と共に』でド・ギョンスとも共演歴があり、映画『パラサイト 半地下の家族』でも印象的な演技を見せたチョン・ジフン。幼少期の傲慢さと、イソに出会って心を動かされる純真な少年時代を鮮やかに演じました。一方、利発で正義感にあふれる幼き日のイソを演じたのは、ドラマ『雲が描いた月明かり』や『オー・マイ・クムビ』で天才子役として名を馳せたホ・ジョンウンです。謀反の夜に父を奪われ、雪降る竹林の中で兄と引き離される悲劇的なシーンでの彼女の涙は、視聴者の心を激しく揺さぶりました。
また、本作には物語のスパイスとなる豪華な特別出演(カメオ)陣も登場しています。第13話に登場したチン・ジヒは、明国の使節団の使臣の娘でありながら男装して逃亡するチン・リン役を演じ、ジェユンやユルを翻弄する軽妙な演技で視聴者を沸かせました。さらに、実力派ベテラン俳優のアン・ソクファンが松州県の村人たちと絶妙な掛け合いを披露するなど、短い登場シーンにも名バイプレイヤーが贅沢に起用され、ドラマの完成度を底上げしています。