ネット上の情報やSNSでは、「デパ地下は閉店1時間前に行けば何でも半額で手に入る」といった言説が散見されますが、これは現在の実態と大きく乖離しています。
デパ地下タイムセール割引の仕組みは、近年のDX(デジタルトランスフォーメーション)と食品ロス削減目標の導入によって大きく変貌しました。現在の大手百貨店では、POSデータと天候予測AIを連動させ、過剰な売れ残りを発生させない発注・調理コントロールが徹底されています。
そのため、以前のように19時過ぎにフロア全体が一斉に半額シールで埋め尽くされるような光景は激減しています。多くの店舗では「18:30前後からの20〜30%オフ」が中心であり、人気の定番商品は値引き前に完売するのが通常です。割引を待つあまり、本当に欲しかった名物惣菜を買い逃してしまうのは本末転倒と言えます。確実に良品を手に入れたいのであれば、夕方のピーク直前である16:30〜17:30の訪問が賢明です。