Q1:設計段階でガス圧接となっていた箇所をエンクローズ溶接へ変更できますか?
A1:監理者および構造設計者の承認を得ることで変更可能です。特に柱梁接合部などで鉄筋間隔が狭く圧接機器が入らない場合、施工性向上と品質確保の観点から「エンクローズ溶接への工法変更届」を提出して受理されるケースが実務上多発しています。
Q2:太径鉄筋(D38やD51など)でも1箇所あたりの施工時間はどのくらいですか?
A2:準備や裏当て材のセットを含め、1箇所あたり実作業で約15〜25分程度です。多層盛り溶接となるため径が太くなるほどパス数が増加しますが、予熱とパス間温度を適切に管理することで連続的な施工リズムを維持できます。
Q3:超音波探傷試験(UT)で不合格(欠陥)となった場合はどう補修しますか?
A3:不合格と判定された箇所は、グラインダーまたはガウジング等で欠陥部位を完全に削り落とし、健全な母材面を露出させた上で再溶接を行います。補修完了後は再度同一のUT検査を実施し、合格を確認する厳格なトレーサビリティが義務付けられています。