ハンター試験編における戦術的ハイライトとなったのが、無人島ゼビル島を舞台に行われた「第4次試験」です。このステージでは、受験番号そのものが命のやり取りに直結するルールが導入されました。
第3次試験を突破した24名の受験生は、出港前のくじ引きによって「狩る者(ターゲット)」を決定。ゼビル島でのプレート奪い合いルールは極めてシビアな採点方式となっていました。
- 自分の受験番号プレート:3点
- くじで引いたターゲットのプレート:3点
- それ以外の受験生のプレート:1点(1枚につき)
- 通過条件:1週間の滞在期間終了時に合計「6点」を保持していること
このルールにより、最も確実な突破法は「自分のプレートを守りつつ、指定されたターゲットから奪う(3点+3点=6点)」ことになります。ここで生まれたのが、語り草となっているゴン・ヒソカ・ゲレタの三つ巴の追跡劇です。
ゴンのターゲットは最強の殺人鬼「ヒソカ(44番)」。圧倒的な力量差を埋めるため、ゴンは気配を消してヒソカが獲物を狩る刹那の隙を狙い、見事に釣り竿で44番のプレートを奪取します。しかしその直後、ゴンの背後を取っていた「ゲレタ(384番)」の吹き矢によって麻痺毒を撃ち込まれ、プレートを奪われてしまいます。さらにそのゲレタを一瞬で始末したヒソカが、ゴンにプレートを投げ返すという予測不能な心理戦が繰り広げられました。
一方、レオリオ(403番)はクラピカ(404番)と強固な同盟を結び、ターゲットであるポンズ(246番)の罠が張り巡らされた洞窟へと突入。毒蛇使いバーボンの罠に苦戦しながらもゴンの機転で脱出を果たすなど、番号を通じた因縁と友情のドラマが濃密に描かれました。