お菓子の壽城の大きな魅力は、単なるショッピング施設に留まらない空間演出と観光体験にあります。建物自体が名城「米子城」を精巧に模した城郭建築となっており、石垣から白壁、屋根瓦に至るまで本格的な意匠が施されています。
エレベーターで最上階の4階「展望天守閣」へ上がると、そこには360度の大パノラマが広がります。南側には「伯耆富士」と称される標高1,729メートルの雄大な大山が堂々たる山容を見せ、北側には弓ヶ浜半島と日本海の青い水平線が一望できます。入場は無料となっており、米子市内でも有数の絶景フォトスポットとして観光客に親しまれています。
さらに見逃せないのが、館内2階にテナント出店している「すなば珈琲 お菓子の壽城店」です。かつて「鳥取にはスタバはないが日本一のすなば(砂丘)がある」という名言から誕生し、全国的な話題となった鳥取発祥の珈琲チェーン。壽城店では、砂焼き焙煎特有の香ばしいドリップコーヒーはもちろん、壽城店限定のスイーツセットや軽食メニューを展開しています。ドライブの休憩がてら、天守閣の景色を楽しんだ後にすなば珈琲で一息つくルートは、山陰観光の王道コースとして定着しています。