パンの食感と膨らみやすさを決定づけるのは、粉の配合比率と加水率です。初心者向けレシピにおいて、プロや製パン講師が推奨する失敗しない基準値が存在します。
基本となるのは、ふっくらとした骨格を作る強力粉と、歯切れの良さを生み出す薄力粉のバランスです。100%強力粉で作るとしっかりした噛み応えになりますが、家庭用トースターやフライパンで焼く場合、火力が強すぎて中心が詰まりがちになります。そこで導き出されたのが、強力粉と薄力粉の「8:2(または7:3)」の黄金比率です。
手軽さを最優先するこねないパンの簡単レシピでは、ボウルやポリ袋に粉類(強力粉160g・薄力粉40g・砂糖大さじ1・塩小さじ1/2・インスタントドライイースト3g)を入れ、人肌程度(約35℃)のぬるま湯150mlとオリーブオイル小さじ1を加えてヘラで粉っぽさがなくなるまで約1分間グルグルと混ぜ合わせるだけで生地の仕込みは完了します。