有馬温泉を訪れる際、多くの旅行者が直面する疑問が「金の湯と銀の湯はどちらに入るべきか、どう違うのか」という点です。両者は目と鼻の先の距離にありながら、泉質も体感もまったく対極の性質を持っています。
赤褐色でガツンと重厚な浴感の金の湯に対し、「銀の湯(ぎんのゆ)」は完全な無色透明です。銀の湯の源泉は「炭酸水素塩泉(炭酸泉)」および微量のラドンを含む「放射能泉(ラジウム泉)」の混合泉であり、低張性のやわらかなお湯が特徴です。肌への刺激が少なく、毛細血管を拡張させて全身の血流を滑らかにするため、入浴後の肌触りがサラサラになり、湯疲れしにくいという美肌・疲労回復効果があります。
このように、金の湯と銀の湯の成分差は歴然です。両館の個性をしっかり体感したい場合は、券売機で販売されている金の湯・銀の湯 2館共通券(1,200円)を活用するのが賢い選択です。単館ずつ購入するよりも300円割安になり、日帰り旅の満足度を一気に引き上げることができます。