頭痛にカロナール200が効かない?大人の適正用量と正しい飲み方

頭痛にカロナール200が効かない?大人の適正用量と正しい飲み方

頭痛にカロナール200が効かない?大人の適正用量と正しい飲み方に関する質問を分かりやすくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

頭痛薬の選択肢として、カロナールと双璧をなす存在がロキソニン(一般名:ロキソプロフェンナトリウム水和物)です。両者は日常的に広く使われているものの、その作用機序や体内動態は根本から異なります。

項目カロナール(アセトアミノフェン)ロキソニン(ロキソプロフェン)編集部の見解・評価作用機序中枢神経系(視床下部)に作用し体温調節や痛みの閾値を調整末梢組織で炎症・痛みの原因物質(PG)産生酵素COXを阻害作用点が全く異なるため痛みの種類で使い分けが必要抗炎症作用極めて弱い(ほぼ期待できない)強力(腫れや赤みを伴う炎症を強力に鎮痛)喉の激しい腫れや関節炎にはロキソニンが選ばれやすい胃粘膜への刺激極めて少ない(胃粘膜保護PGを阻害しない)比較的強い(胃潰瘍などのリスクあり)胃腸が弱い人や空腹時の頓服にはカロナールが安全最高血中濃度到達時間(Tmax)約0.5〜1.0時間約0.45〜0.5時間(プロドラッグとして速やかに活性化)立ち上がりの速さはほぼ互角だが体感の切れ味はロキソニンが鋭い妊娠中・授乳期の安全性安全性が高く第一選択(医師判断で使用可)妊娠末期は禁忌、授乳期も原則慎重投与プレママや授乳中の頭痛にはカロナール一択となるケースが多い

患者から頻繁に寄せられる「カロナールが効かないからロキソニンをすぐ重ねて飲んでもよいか」という疑問ですが、自己判断での同時服用や連続服用は避けるべきです。作用機序が異なるとはいえ、肝臓や腎臓における代謝経路に余計な負荷を集中させるリスクが生じます。医師からレスキュー薬として併用指示が出ている場合を除き、片方を服用した後は最低でも規定の間隔を空け、症状が改善しない場合は医療機関を受診するのが鉄則です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。