オープンキャンパスのパンフレットや募集要項だけでは見えてこない、在学生・卒業生の生の声とコミュニティのリアルな空気感を検証します。
学内の学生ラウンジやコミュニティ取材、卒業生の手記から聞こえてくるのは、「堅実で落ち着いた学習環境への肯定的な評価」です。都内の有名私大に落ちて進学したというある男子学生は、自著の手記のように次のように語っています。
「入学前はネットで『獨協の法学部は地味』などと書かれていて不安でした。でも、入学してみたら1年次からゼミの先生が親身にレポートの添削をしてくれた。大東文化や東洋に比べても公務員を目指す仲間のモチベーションが高く、図書館の自習室に行けば誰かが朝から晩まで机に向かっている。派手なサークル活動で遊ぶよりも、地に足をつけて勉強したい自分には最高の環境だった」
一方で、率直な不満や違和感の声も存在します。特に顕著なのが「立地とキャンパスの雰囲気に関するギャップ」です。
「草加松原という街は落ち着いていて暮らしやすいが、渋谷や新宿などの繁華街で放課後を過ごすキラキラした大学生活を想像していると完全に肩透かしを食らう。また、語学を徹底的に学びたいと思って国際関係法学科に入ったものの、語学教育のカリキュラムは外国語学部生のほうが圧倒的に優遇されていると感じる瞬間があり、中途半端な疎外感を味わうこともあった」
現場のリアルな観察から導き出されるのは、獨協大学法学部は「他人に流されず、自分の目標に向かって自己管理できる学生には天国だが、華やかなブランドや周囲の熱気に引っ張ってもらいたい他力本願な学生には物足りない場所」という事実です。