榛東村や隣接する吉岡町、前橋市の上空を日常的に飛行する機体の中でも、圧倒的な存在感を放つのが大型輸送ヘリ CH-47JA(通称チヌーク)です。2つの巨大なタンデムローターを回転させ、重低音の地響きとともに飛行する姿は、地上から見上げる人々に強烈な印象を与えます。
第12ヘリコプター隊には、このCH-47JAを運用する第2飛行隊のほか、多用途ヘリコプターUH-60JAなどを運用する飛行隊が配備されています。山林火災時の空中消火バケット輸送や、能登半島地震などの大規模災害時における孤立集落への物資空輸訓練など、実戦を想定したホバリング・編隊飛行訓練が繰り返されています。
一方で、地域社会との共生において常に議論となるのが相馬原飛行場 騒音問題です。自衛隊側は周辺自治体に対し、原則として夜間や早朝の飛行を極力制限する方針を共有しており、特殊な夜間暗視ゴーグル訓練などが実施される際は事前に自治体窓口を通じて住民への広報が行われています。
榛東村役場が公開している情報や現地住民の声を総合すると、突発的な災害即応訓練を除き、通常の相馬原飛行場 訓練日程は平日の昼間が中心です。住民生活への影響を抑えながら錬度を維持する緻密なスケジューリングが組まれています。