2026年のファッションを語る上で欠かせないのが、メタバースやAR(拡張現実)との連動だ。デジタル空間で自分のアバターが着用しているデジタルウェアと同じデザインの服を、リアルでも着たいという需要が急増している。しかし、ニッチなデジタルデザインをそのまま既製品として販売しているメーカーは少ない。
そこで活躍するのが、高度なパターンオーダーやセルフメイドだ。アバターの3Dデータを元に型紙を起こし、実店舗でイメージに最も近いテキスタイルを探し出す。バーチャルとフィジカルの境界線を曖昧にするこの新しい遊び方が、若い世代のクリエイティビティを大いに刺激している。