遠くからでも目を引く、直径24.2メートルの巨大な大水車。かつては地域のシンボルとしての側面が強かったが、エネルギー危機と脱炭素が叫ばれる現代において、その存在意義は変わりつつある。水車が回る力だけで動く昔ながらの精米機や製粉機の仕組みは、クリーンエネルギーの原点そのものだ。
解説パネルを読み込むだけでなく、実際に水車の回転が生み出すエネルギーの強さを体感できるワークショップも定期開催されている。自然の力をそのまま利用する先人の知恵は、ハイテクに頼りきった私たちの生活に新鮮な驚きを与えてくれる。温故知新という言葉がこれほどしっくりくる場所も珍しい。