捜査関係者への取材で、追突した大型トラックにはレベル2相当の運転支援システムが搭載されていたことが判明した。システムが作動していたかどうかは現在調査中だが、ドライバーの「前方不注意」だけでは説明がつかない謎が残る。なぜ、ブレーキを踏むのがこれほどまでに遅れたのか。
近年の長距離トラックは、深夜の高速道路やバイパスでのドライバーの負担を軽減するため、高度なセンサーを搭載している。しかし、雨や夜間の視界不良時、あるいは特殊な道路形状においては、センサーが先行車を誤認識するケースが稀に報告されている。技術の進歩が、逆にドライバーの「心の隙」を生み出しているのではないかという指摘は免れない。